今年も稲の刈り取りシーズン真っ最中です。先ずはコシヒカリから刈り取ります。毎年のことですがコシヒカリの刈り取り時期は雨に悩まされます。それにしても今年は酷い。ずっと雨降りで刈り取ることが出来ないし、田んぼはぬかるんでコンバイン操作が大変です。それに遅れたために次のつや姫の刈り取りと重なってしまい、作業が集中してしまうという難儀なことです。
刈り取った稲は、乾燥機で乾燥させてから籾摺りをします。うちはゆっくり時間をかけて乾燥しますので、乾燥機に張り込んでから三日目で張り出して籾摺りをします。昼は刈り取り、夜は籾摺りといいうサイクルが続きます。
今年、頼まれて阿用で田んぼを約３０アール作っています。２０アールでエコ米、１０アールで無農薬米を作っています。どちらも順調に育っています。
やはり肥料を入れたエコ米の方が成長は早いようです。
１１日に植えた結いの郷の無農薬米と１８日に植えた島大生の無農薬米の様子を見てみました。順調に育っていますが、除草剤を使っていないので、やはり小さな草が生えてきています。
このタイミングで田車を入れるとかの除草対策を行えばバッチリなんだけど。
６月１６日(日)雨天 当日は曇り時々雨の予報で、雨が止んだかと思うとまた激しく降り出すという最悪の天候でした。しかしせっかく１１人もの学生の皆さんがやってきたので決行しました。県内出身は３人で、後は鹿児島、東京、広島、大阪、兵庫、鳥取出身の学生さん達でした。この取り組みは「米作りプロジェクト」（代表：２年生の秦琴乃さん）といって生産から販売までを目指しています。
ババを引いて跡をつけてあげたので、それを目印に手で植えました。約１万本のポット苗（つや姫）を約２時間かかって１０アールの田んぼに植えることができました。無農薬、無化学肥料の米作りなので後はしっかり水を溜めて見守るのみです。
当日の取り組みについて山陰中央新報の取材があり、翌１７日の新聞に「島大生米作りで雲南振興」という大きな見出しに写真入りで掲載されました。また元地域おこし協力隊で塩田に居た、三瓶さんもドイツからワーキングホリデーで来日しているHanakoさんと一緒に参加しました。三瓶さんはエフエム出雲パーソナリティでルーラル雲南という番組を持っているので、島大生の皆さんのインタビューはラジオでも放送されるそうです。
